新型レンジフードは、表面加工(塗装等)がしっかりしており、
クリーニング前後でのツヤ感をはっきり出すことができます。
しかし、
古いレンジフード換気扇の場合、
表面塗装が経年の油付着などでザラザラしていたり剥げていたりして、
どこまできれいになるのか不安な部分があります。
今回、そんなレンジフード換気扇のご依頼を頂きましたので、
以下、御覧くださいませ。
こちらの写真はクリーニング後の様子です。
大きなフードに
プロペラ式換気扇のついた
古いタイプのレンジフードです。
こちらは分解したパーツ群です。
ちなみに洗浄後の様子です。
フィルター、プロペラの黒塗装は
剥がれてしまいます。
分解洗浄工程をご覧ください!
・before
外したフードです。
内部はべたべたしております。
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・after
洗浄後は洗浄前に比べ、
見た目としては白っぽくなり、
塗装も部分的に剥がれております。
塗装の状態が剥がれかかっている
部分は、
洗浄と共に塗装が剥がれてしまいます。
このような部分が、
古いレンジフードの場合変化として現れます。
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・before
外したパーツ群です。
油汚れでベタベタしております。
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・after
洗浄後は、
この通りキレイになります。
しかし、黒塗装が剥がれてしまいます。
特にフィルターに施された黒塗装は
洗浄と共にベロっと剥がれてしまうことがよくあります。
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・before
正面のフード部を外し
内部がよく見えるようにします。
これで体勢も楽に、
クリーニングができます。
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⇩
・after
洗浄後は油汚れを落とすと共に、
表面塗装が部分的に薄くなる箇所が見受けられます。
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・before
分解直後の様子です。
油汚れの茶色い汚れが確認できます。
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・after
分解して洗浄し、
組み立て後の様子です。
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ファンはサビも見受けられます。油を落とすには、
お湯に漬け置きし、
油汚れをふやかして落とします。
今回お伝えしたかったことは、「ピカピカになる」という仕上がりだけではない。
ということをお伝えさせて頂きました。
御覧の通り、
油が強く付着するフィルター部は、
黒塗装がほとんど剥がれております。
このように、
クリーニングすることで
塗装が剥がれ見映えが変わる場合は
一言ご確認をさせて頂いております。
「クリーニングすることで塗装が剥がれ、
下地の色が見えてしまう可能性があります」
油汚れを除去することで
機能性、効率は良化することは間違いありませんので、
もし見映えについて気にされる場合は、
別途塗装をすることも技の一つとして持っておりますので、
お問合せ下さい。
ありがとうございました(^^♪