エアコンの風向ルーバーの動作不具合原因 2024:02:26:14:11:17
2024.02.26 【エアコン】
エアコンクリーニングの御見積りの段階でこんなことがありました。
吹き出し口の風向ルーバーが常に全開状態であり、
電源を入れてもルーバーは動作しませんでした。
●風向ルーバーの動作不具合原因はどこに!?
調査します!
日立製
2003年製
RAS-36HRX
モーターを取り出します。
小判形状をした出力軸で、
風向ルーバーが支持されています。
モーター内部に損傷は無いか?
確認します。
結果:ありませんでした。
これが風向ルーバーを支持する
小判形状をした出力軸(①)と、
この軸に組み込まれた樹脂出力歯車(②)である。
結果:①と②が空転し動力を伝えられなくなっていた。
この軸に組み込まれた樹脂出力歯車との空転は直せませんでした・・・
よって、このモーターパーツがメーカーへ在庫があるか確認をしましたが・・・
エアコン製造Lotは2003年製で10年以上落ち、
交換パーツ等のストック期限はすでにきれている。
とのことから、
・簡易修理不可能
・部品交換不可能
という結果になりました。
より分解を進めてみました。
モーターはステッピングモーターであることがわかりました。
歯車を介すことで減速比を大きくとり、
風向ルーバーを動作させています。
歯車は3段、介していることがわかりました。
●ここまで確認、最善を尽くします!
このように、おそうじ本舗 佐久中込店は、
お掃除の分野以外の豊富な知識にて、
原因がわかるまで確認します!
次に対処方法を模索し、
その対処方法が可能か不可能か?
これら最初から最後まで責任を持って対応させて頂きます。
今回は修理できない部分であったこと、
メーカが部品在庫切れのため、
風向ルーバーの全開状態は現状維持というような形となってしまいます。
ありがとうございました。